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街角のお好み焼き屋さん(2008年1月30日)

「風雅」の店舗外観。デュッセルドルフの庶民的な地区、
オーバービルクにある。

もとはケバブ屋だったという小さな店内スペースを上手に活用。
和風インテリアがなごみの空間をつくっている。

手打ちうどんが自慢の「うどんモダン焼き」(5,80ユーロ)。

店長お手製のデザートも絶品。抹茶ガトーショコラ(2,40ユーロ)
ドイツきっての日本人町として知られるデュッセルドルフに「お好み焼き屋さんができたらしい」との噂を聞いたのは、2007年の春。それがこの、「風雅」だった。
日本人向けインフラが整い、日本食に関しては、お寿司からラーメン、 焼き鳥、アンパンまで手に入るご当地は、別の言い方をすれば日本食屋さん激戦区。そこに「なぜ今、お好み焼き屋さん?」との思いを抱いた人もいたと思う(筆者を含めて)。しかし同店は、いい意味でそんなひねた日本人の期待を裏切るチャレンジに満ちていた。

まず、お値段がリーズナブル。スタンダードなお好み焼きと飲み物で8ユーロ以内に収まり、ケバブ(トルコ風サンドイッチ)やピザを食べるような気軽さでお好み焼きが楽しめる。ちなみにこの店舗は、もともとケバブ屋だったとのことで、オープンキッチンには大きなオーブンが幅を利かせている。「お好み焼き」という発想は、このオーブンを見たときに出て来たのだと、店長の田中昌昭さんは話してくれた。
「もとから日本料理の中にあるものをつかいたいと思っていました。ドイツの人に幅広く日本料理を知ってもらいたいんです」と田中さんはこだわりを語る。

 絶妙のコストパフォーマンスと創意工夫に富んだメニュー、そして日本人にも納得の味がうれしい。店内には、所々に和風インテリアや小物を配して、和の感じをちりばめつつも、地元のピザ屋さん風な気さくな雰囲気が漂っている。実際、お客の8割方はドイツ人をはじめとする地元の人たちなのだという。(市)

風雅
Japanimbiss Fuga
Stoffeler Str.5/Ecke Koelnerstr.
40227 Duesseldorf
Tel:0211-2296777
12:00-22:00(土12:00-23:00、日12:00-21:00)
*月曜休

同店のシンボル的存在のオーブン。鉄板ではなくオーブンで焼くユニークなお好み焼きだ。

店長の田中昌昭さん。「創作料理を通して、ドイツで日本料理を広めたい」と意欲的。
デュッセルドルフ
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