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    王宮地区 〜 賑やかさと静けさと〜(2007年3月13日)


ペスト側から見た王宮地区。時間により鎖橋も見え絶景

王宮地区。南北に約1.5km



写真集舞台になりそうな白い建造物・漁夫の砦
ドナウ川を境に西側をブダ、東側をペストと呼ばれているブダペスト。ブダ側はくさり橋付近の王宮の丘から市を展望できる南の丘までの地域だ。その中でも王宮地区はとても落ち着いたエリアで美しく、写真撮影に絶好!と思う場所が多い。

 全長南北に約1.5kmある王宮地区は王宮が最初に建てられた13世紀にから街として存在した。18世紀には地区入り口として城門があり、観光客が多いとはいえ今もどこか喧騒とは隔離された雰囲気もある。それは世界遺産でもある中世の面影を残しているからだろう。教会はもちろん、劇場や博物館、また今は土産販売がメインになっている市場もあり、ふらり歩きにうってつけだ。

 色鮮やかなモザイク屋根と高い尖塔で目立つマーチャーシュ教会、その隣にある漁夫の砦から眺めるドナウ川対岸景色もすばらしいが、建物自体回廊に結ばれた白い塔と階段で、まるで絵のようだ。ブダペストの人気がもっと出てきたら芸能人の写真集撮影の舞台にいかにも使われそうな空間である。王宮は毎回観光客で溢れているが、それでも大規模な博物館となっているので、ふと静寂に包まれる時間を持てる部屋も多々ありほっとする。

 賑やかさと静けさの両面を持つブダ側の王宮地区、ハンガリーの歴史のようかもしれない。
(凛)

中世の香りがする街並み

王宮へのひとつの入り口

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