ヨーロッパ通信 TOPページへ   


   自然の美しい国(2007年3月23日)

首都ブダペストの歩道。テラスでは木々が日陰の下涼める


マルギット島の木。枝に座ってハンガリーの歴史の本を読みたくなる


ラテンではないが花を贈り合う習慣は多いそうだ

 自然が多い中東欧の中でハンガリーは「自然の国」としてもよく知られている。首都を流れるドナウ河が作り出す美しさが謳われるのは序の口で、そのドナウ河両岸を含め国内1000以上の温泉源は観光客はもちろん地元の人たちの生活にも欠かせないものとなっている。また中欧で最大の湖(バラトン湖)は海のないハンガリーの中で最大のリゾート地として賑わい、国立公園や鍾乳洞などの洞窟群やワイン地域の景観も世界遺産に登録されている。

 そんな自然の国なので、首都ブカレストであっても緑は多くマイナスイオンに癒されるスポットがたくさんある。市内の多くの歩道、広場や憩いの場には手入れの行き届いた木々や花かごを吊るしたポールが並び、日差しが照りつける石の歩道に日陰と爽やかさを演出している。観光スポット各所も緑に囲まれていることが多く、小高い丘からブダペストを見渡すとそれがよく分かる。

ドナウ河に浮かぶ長さが約2.5kmものマルギット島には、ブダペストで最も美しいと言われる公園があり、公園内の太い立派な木々は本当に見事だ。その他 野外劇場や修道院もあるのでゆったり自然に包まれ歴史を感じながら散策を楽しめるだろう。

2004年にEUに加盟してから環境問題への取り組みも積極的なハンガリー。他の東欧・中欧国のなかでも豊かな緑が目立つのは世界中で温暖化が心配される中嬉しいことである。
(凛)


観光名所・王宮付近。ケーブルカーも階段も緑に囲まれている
戻る