| ボローニャの中心であるマッジョーレ広場、その広場を囲むファッションの店やバールが並ぶ歩道に 突然2階くらいの高さまである大きなゲートがある。ゲートから見える奥の景色はとても魅力的で、思わず薄暗い階段を上がってしまった。そこには、賑やかな広場から一歩入っただけとは思えない静かな中庭広場をもつ建物、ボローニャ大学最初の大学棟だったアルキジンナジオ館(Palazzo della Archiginnasio ) がある。 16世紀後半ヨーロッパは中央集権化傾向にあり、ボローニャの枢機卿は教会の再編、そして街に分散していた各学部を一箇所に統合する目的でここに大学を建てた(1563年)。翌年、マッジョーレ広場のシンボルとも言えるネプチューン噴水広場の整備がされ、また大学棟の前にも小広場が作られ、現在のマッジョーレ広場全体の景観が完成したのだ。街作りの役割も果たしていたという歴史もあってか、重みがあるアカデミックな雰囲気は、騒がしい現在のボローニャ大学よりもずっと大学らしい。 現在内部は講義室や市立図書館となっており、また世界初の人体解剖が行われた解剖学大階段教室は公開されている。天井から壁など内装を全て木で仕上げられ、天井では医学の神であるアポロ神の像が解剖台を見下ろす。階段状のイスに座りガイドさんの説明をきくと当時の学生気分だ。廊下や階段に飾られた歴代の教授や卒業生の紋章や銘文からも、ボローニャが世界中から学生が集まる学問の街であることを改めて感じる。(凛) Biblioteca comunale dell’ Archiginnasio
(Palazzo dell'Archiginnasio) Piazza Galvani,1 (マッジョーレ広場から徒歩1分ですぐ) 月―金 9-18:45 土 9−13:45
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自然の光が優しい中庭広場

図書館閲覧室は現在も講義などに使われる

2階の廊下にも勲章がずらり
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