ヨーロッパ通信 TOPページへ   カジミエジュ ドルヌィより

カジミエジュ ドルヌィ(2006年8月7日)

旧市街地

手作りの籠もこの地方の特産品らしい

色とりどりのドライフラワーと飾り

ジプシーの女性たち。長いスカートにエプロン姿、ご注意を

ポーランド東部、ルブリン市から程遠くないヴィスワ川沿いにあるカジミエジュ ドルヌィ(Kazimierz Dolny)は、人口約3,600人のこじんまりした町。しかし、そのルネサンスおよびバロック様式の建物が残る旧市街地はポーランドでも有数の観光名所として知られ、多くの観光客で賑わいをみせている。

町の歴史は古く、ベネディクト修道僧が丘の上に集落を築いていた11世紀まで遡る。14世紀後半には城が建設され、カジミエジュ大王によって庇護を受けた。15世紀頃の町の基本構造が今日もなお残されているというが、1656年にはスウェーデン軍に占領され、破壊された後、町は急激に衰退。第二次世界大戦時にも大部分が被害を受けたそうだが、大規模な修復作業が行われ、今日は観光都市として発展している。

町を歩いていると、お土産やからプーンと甘く、いい匂いが漂ってきた。なんだろうと除いてみると、かご一杯に詰め込まれた鶏の形をしたパンだった。周りを見れば、観光客はほとんど皆手に持って食べている。これは、買うしかない!と早速一つ購入してみる。この珍しい鶏パンは、この町のパン屋・サジンスキ(Sarzynsky)が作り始めたものだそうで、第二次世界大戦後、2代目主人の下で働いていた一人の従業員が子供好きで、よく自分の子供に作っていた鶏パンをお店で試しに作ったところ、飛ぶように売れたという。それ以来、このパンは店のシンボル、そして町の名物になったという。ふかふか焼きたてのパンは、なぜか懐かしい味がした。 (鳥)

!注意!
この町でよくみかけたのが、ジプシーの女性達。あからさまに、かなりしつこく物乞いをしてくるのには少し驚いた。どうか訪れる際は、自分の荷物から目を離さず、きっぱりとした態度で何か言われても断りましょう。


広場のレストランで食べた牛の内臓を煮込んだ
スープ・フラチュキ

ユニークな置物。ポーランドでは有名なババヤガ(魔女)

1620年に造られたポーランドでも最古の
パイプオルガンがある教会


鶏パン。甘くて美味しい!でも食べるのがもったいないな
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