| 世界遺産 ヴェリチカ岩塩坑(2006年5月10日) | ||
![]() 地動説で有名なコペルニクスもこの地を訪問。 この他、ドイツの文豪ゲーテもヴェリチカを訪れている ![]() 馬が採掘した塩の運搬を手伝っていた ![]() カジミエジュ大王の部屋にある木組みの採掘機。 14世紀にはヴェリチカの塩による収益は、国庫の3分の1を占めていたという ![]() 階段で地下へひたすら下りていく ![]() 愉快な小人の彫刻。学校の遠足で来ている子供向けアトラクション ![]() |
![]() 坑内の事故で多くの命が犠牲になった。その魂を弔うための礼拝堂が幾つかある。 ![]() 聖キンガ礼拝堂 ![]() 礼拝堂の壁には最後の晩餐などの絵が彫り込まれている 坑内には小さな喫茶店と売店がある![]() バンケットホールは最大600人収容可 ![]() 1978年ユネスコ世界遺産に登録 |
ヴェリチカはクラクフから南西へ約10kmに位置する町。この町にあるヴェリチカ岩塩坑は、1978年にユネスコ世界遺産に登録され、現在では年間100万人の観光客が訪れる見所となっている。ここでの本格的な塩の採掘は13世紀に始まったが、周辺の製塩関連の歴史はなんと紀元前3500年まで遡るという。内部は地下64mから327mまでの9層構造で、坑道は全長300km、掘られた部屋数は3000に及ぶ。一般公開されているのは、全体の3%のみだ。坑内は年間を通して13から14度に保たれていて、ひんやりと涼しい。観光は基本的に2時間のツアーでガイド付き。1グループ35人で行われる。(個人観光客は、グループが35人になるまで最悪1時間待つ可能性がある)言語は、ポーランド語・英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロシア語(英語はほぼ1時間に1回あるが、他の言語は一日数回、日本語ガイドもあるがあらかじめ予約が必要)と様々。ガイドは皆、紺色の制服に白いヘルメット、ライトを片手に、私たちを地下の世界へと導いてくれる。 岩塩に刻まれた彫刻や、当時の採掘の様子を物語る展示の数々、坑内の水が溜まってできた緑色が美しい湖、天井に固まった塩の結晶など次々と目を見張る光景が続く。その中で最も印象深いのが、地下101mにある聖キンガ礼拝堂。1896年にできたこの部屋は、縦54m、横15m、高さ10mとこれまで見てきた部屋の中で一番巨大。天井からは吊り下がるシャンデリアが、70年の歳月をかけて3人の彫刻家によって壁に刻まれた作品の数々を照らしている。礼拝堂の名前は、伝説のキンガ王女から由来する。キンガ王女は、ハンガリー王・ベラ4世の娘で、ポーランド王と結婚。不思議なことに王女が指し示した場所、つまりはこのヴェリチカで、岩塩が見つかり、その石の中に王女の婚約指輪が入っていたという言い伝えがある。以後、キンガ王女はこの岩塩坑の守り神として崇められている。このような一般的な観光のほかに、地下で行う会議やコンサート、結婚式(聖キンガ礼拝堂で挙式ができる)と披露宴のバンケットプランや、呼吸器系疾患をもつ患者のためのリハビリプラン(坑内の空気にはミネラル分が豊富に含まれている)など多様に利用されている。 ツアーが終わると、昔から使われていたであろうエレベーターに乗って数秒で地上の世界へ。風が格子戸からゴーゴー吹き込んできて、締めくくりはかなりエキサイティングだ。(鳥) ![]() ヴェリチカ岩塩坑の外観 出番待ちか?ガイドのおじさん達。 ここでは300人のガイドが働いているそう。 ![]() 敷地内の売店では、塩にまつわ土産品が沢山 ![]() 岩塩のキャンドルホルダー |
| Wieliczka 住所:32−020Wieliczka, ul.Danilowicza 10, Poland 電話:+48 122787302 HP :www.kopalnia.pl 営業時間:4月1日〜10月31日まで 7:30〜19:30、11月2日〜3月31日まで 8:00〜17:00 *休みは、1月1日、イースター第一日目、11月1日、12月24・25日、12月31日 アクセス:クラクフ中央駅からバスで30分。2006年夏からクラクフ市内の岩塩坑事務所(住所ul.Wislna 12a, TEL+48124262050)前から直通バスの運行が計画されている。 入場料:ポーランド語以外のガイド付ツアーで60から65ズヲティ(季節によって値段が変わるのでHPでご確認を) |
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