| 世界遺産 旧市街地(2007年5月9日) | |
![]() 歴史博物館の窓からみた旧市街市場広場 大戦時にヒトラーにより破壊された首都ワルシャワ。戦後すぐに、当時連合軍最高司令官であったアイゼンハワーはワルシャワを訪れ「今までたくさん破壊された街を見てきたが、ここよりもひどい破壊はない」と述べたほどだったそうだ。 よって多大なコストをかけない限り修復は不可能。復興作業は当時の市民の協力や技術を集め行われ、完全復興は1962年までかかった。ワルシャワを愛する市民の熱意と努力が叶った結果であるが、あまり知られていない事実として、例えば復興のための約2700万ものレンガ「寄付」は実は国内で被害を受けていない街がその地域の建物を破壊することを強制されて作り出したものだった、など犠牲もあってできた復興だった。 その後、旧市街市場広場を中心に世界遺産に登録されたことは、そんな犠牲を払った人々の慰めになったのだろうか…。広場に面する歴史博物館の窓は、その広場と街並を眺める絶好ポイント。カラフルな建物と石畳の道、見事なまでに再現された美しさに感激するも、少し複雑な気持ちになった。 旧市街地を歩いてみる。時間により、光の具合により、たくさんの顔がある街だ。影と風がひんやりする細い路地が続く道、たどりつけなかったがドア幅よりいくらか広いだけという、世界で最も幅が狭い家もあるそうだ(ul.Kanonia 20/22)。当時の人々の想いを回想していると、ゆっくり過ごしたい時間があっという間にたってしまった。(凛) |
![]() 季節や時間、光によって表情を変える街並を楽しみたい ![]() 時間が止まったような路地の風景。地元人の生活を垣間見れる ![]() 街に多い可愛らしい看板飾り。ハート型もあった |
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