ヨーロッパ通信 TOPページへ     ブカレストより


  観て聴くエネスク博物館(2007年1月13日)

博物館の重厚な外観。彫刻もすばらしい

よく見られる横顔のジョルジェ・エネスク。若い頃の写真展示もある

展示会場でもある小ホール。バイオリンのステンドグラスが輝く部屋

思い出の品の展示ケースが並ぶ

ルーマニア出身の音楽家ジョルジェ・エネスク(George Enescu 1881-1955)。20世紀最高のヴァイオリニストと称えられた彼は、18歳までに交響曲を作曲する作曲家でもあり、ピアニストでもあり、そして教育者でもあった。約20年間毎年アメリカでツアーやパリでの演奏会など海外での活躍も素晴らしく、ルーマニア紙幣の肖像画にも選ばれている。

 さて首都ブカレストにある彼の記念博物館は、チャウセスク時代に多く破壊された小パリを思わせる立派な外観の建物にある。小規模な展示だが、幼少期のバイオリン、当時の衣装・楽譜他、家族の写真公開などエネスクの素顔が見られる。観光客は少なく人が入ると館員がエネスクの音楽を流すアットホームさで、館員の態度もとてもよい気持ちよく鑑賞できる。ルーマニアの音楽本やエネスク楽譜シリーズも手に入る。

 博物館では常時コンサートも行われている。展示会場になっている部屋のひとつは、小ホールとして市民の利用もある。そして博物館奥には、深い水色の丸天井と赤い絨毯の200名収容可能な2階式の立派なメインホール。週に1・2回行われるコンサート詳細は現地情報誌か直接問い合わせでしか分からなく、レアな演奏会に出会えることも多い。例年クリスマス前のコリンダ・コンサートは早くから告知され人気があるそうだ。コンサートを逃したくないなら事前にチェック、ルーマニアの音楽を観て聴ける博物館を楽しもう。 (凛) 



【観光情報】
Muzeul Naţional  George Enesc
Calea Victoriei nr 141, sec 1 of.p 22  
tel : 021-659-7596/ 021-318-1450

開館時間 10時~17時 , 閉館日 月曜定休、コンサート実施日不定期休
参考 : コンサート情報掲載誌 http://www.sapteseri.ro/
国際G・エネスクフェスティバル公式HP http://www.festivalenescu.ro/index.php

リンク
コリンダとは? 『聖歌を各家庭に♪』

BACK

戻る