ヨーロッパ通信 TOPページへ     ティミショアラ(Timişoara) より


   国は関係ない!(2007年6月26日)

ひなびた、でも落ち着く店内

やっぱりグヤージュ。付け合せもハンガリー風

飾らない雰囲気が居心地の良い

外資系企業や留学生が多いティミショアラ。地元の人に、この地域で美味しいものは?とたずねた時「グヤージュ」とハンガリー料理である煮込み料理の名前が出てきた。ルーマニア西の地域に多い「対ハンガリー意識」ゆえ、歴史がもちこんだハンガリー料理を断固としてその名では受けいれないところも多い。しかしここには昔からハンガリー人だけでなく、ドイツ人、セルビア人、チェコ人など住んでいたため、それぞれの美味しいところをとって美味しいものがうまれたのよ、と逆に自信たっぷり。彼らの意識はいつも「外」に向いているのだ。

国内のいざこざより、もっと国際的に、外に目を向けよう!という意識があり、それは革命もここから始まった理由だったのか、現在も国内選挙に無関心な人たちがこのティミショアラには多いことはその表れのようだ。

さてそんなティミショアラのレストラン。ハンガリー料理レストランと知られるが、店の名前はなぜか「Pink Panther」。店に入るとルーマニア伝統音楽、そして聞こえるのはドイツ語会話。お店の印象はてきぱき動くウェートレスが目につき実質的、かつ良心的。飾らないカップに自家製ワインが注がれたら、あとはハンガリー料理だったり、ルーマニア料理だったり。美味しいところに国や民族の敵対心は存在しない!皆がそう思えばもっと有効なことにエネルギーを使える!そう語るここのルーマニア人には何か期待できそうな意気込みを感じた。(凛) 

【リンク】
“小さなウィーン”と呼ばれる街
嬉しい“対ハンガリー

【店舗情報】
Pink Panther
Str. Cloşca nr 20, Timişoara 0256-472908  Timişoara
街の中心地から車で10分くらい 


ここでは「茹でパパナシ(ルーマニアのチーズデザート・通常は揚げるタイプが多い)」がいただける
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