ヨーロッパ通信 TOPページへ   サンクトペテルブルグ より

庭園ART
ロシアのヴェルサイユ
(2006年9月16日)


宮殿の正面階段に並ぶ噴水

庭園内の仕掛け噴水。左はきのこ型の噴水

フィンランド湾岸のモン・プレジール宮殿

フランス式庭園、モン・プレジール庭園

ペテルブルグから車・バスで1時間、ネヴァ川のフェリーでなら45分の郊外にある宮殿「ペテルゴフ」。ドイツ語で“ピョートル大帝の宮殿”という意味だ。約10年で建設されたとは思えない規模で、宮殿を境に「上の庭園」と「下の庭園」と分けられ、どちらも中心部に豪華な噴水システムを持つ。また金箔が用いられている彫刻が並び、その豪華絢爛さはピョートル大帝が目指したヴェルサイユ宮殿に劣らない。

ロシア庭園の傑作とも言われ各スタイルの庭園アンサンブルの「下の公園」には、フランス語で「私の喜び」という「モン・プレジール(mon plaisir)」宮殿とカラフルさが目立つ小さな庭園があり、週末はそこで演奏を披露する人達もいて優雅な時間が流れる。その傍ら水遊びをする子ども達がいるから微笑ましい。園内の噴水は庭園付近の自然水脈の水を敷地の傾斜を活用しているというから素晴らしい。冬の寒さで給水官内の水が凍るのを防ぐため秋の終わりに噴水はとめられてしまうので、噴水を見たいなら暖かい時期に訪れよう。

毎年夏〜秋の期間は観光客だらけでまるで都内の交差店のような人の多さだ。しかし1000ヘクタールある庭園、団体客は中心部しか見ないようで奥まで散策すれば静かに過ごせる場所がたくさんある。庭園中には軽食スタンド、小さなカフェもある。ベンチに座り夏の清々しくも強い緑に囲まれ彫刻を眺め噴水のしぶきを聞き甘いピロシキをかじると、ガーデンARTを一層楽しめたような気がした。(凛)

 【参考情報】http://www.peterhof.org/
地図・宮殿歴史ほか、庭園内の各噴水についての解説もある。


夏の光を浴びた緑は伸び伸び気持ち良さそう

自然の中で食べるピロシキ(チェリー入り)は最高!

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