ヨーロッパ通信 TOPページへ   サンクトペテルブルグ より

まさにART
第2弾 美術宝庫・エルミタージュ美術館
(2006年8月28日)


宮殿広場と向かい合う外観からスケールの大きさがよく分かる

IMBの支援で完成された館内案内データーベース
しかし意外と分かりにくく、使いにくかった

13-19世紀の西欧絵画は美術館最大の展示部門。ルーベンスがずらり

真っ赤な王座の間に着くまでには多くの続きの間を通る設計

マティスといえば「ダンス」だがこちらも印象的

世界最大級の規模・1000室以上ある宮殿と言えば、そしてその存在感を見れば、建設に約100年かかったことに納得するだろう。ペテルブルグで必見の美術館・エルミタージュ美術館である宮殿と隣接する建物は19世紀半ばニコライ1世の治世に建てられた。特に宮殿(冬宮)は大火災に見舞われ今の姿は復旧後のもの。その宮殿を国立エルミタージュに移譲したのは1912年、紀元前から国家のパレードに使われていたこちらも立派な広場に面している。

その広場から入り口に入ると既に長蛇の列が見える。いまや1時間待ち覚悟、入場制限をされることもあるから早めに出かけたい。展示物の数、見所が多すぎるのでポイントを決めて欲張らずに。特に絵画はヨーロッパの名だたる画家の作品が嬉しくなるほど展示されている。もちろん館内インテリア、天井や床に至るまでその歴史とそのデザイン性には目を見張る。ネヴァ川にも面しているという立地上、窓から見える風景もまるで絵画のよう、そんな“絵”を楽しめるよう窓際のチェアは人気。館内にもっと喫茶店と休憩スポットを、と思う。

さてこれだけ立派なコレクション、実はここ数年かなりの数の絵画や美術品が盗難されたことが発覚、そのため予約限定で見学の宝物のギャラリーも入場できないことがあった。世界が誇る美術館、もっと警備を徹底して欲しい、と思ったら実は盗難には警備や館員も関係しているケースがあるというから残念だ。(凛)

関連情報

* 国立エルミタージュHP  http://www.hermitagemuseum.org/html_En/index.html
ガイドツアー時間(変更有・事前確認要)料金はもちろん
館内案内、展示物解説、歴史など情報満載。
* エルミタージュ・ジャパン http://hermitage-japan.com/home.html
エルミタージュ音楽アカデミーの公式サイト、簡単な美術館情報ほか関連情報など



宮廷家具デザインのインテリアも多い

金箔の部屋。美術館内で展覧会がされていることがある
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