ヨーロッパ通信 TOPページへ   サンクトペテルブルグより


第1弾 似顔絵が映える街(2006年8月25日)


ネフスキー通りの画家、絵画路上販売の様子

エルミタージュ美術館横の通りは似顔絵アーティストがずらり控える

香港でも似顔絵を描いていた人気の画家。
洋服の水玉模様は修正液で点々と描くなど芸が細かい

よ〜く見て描いている。。しわのできるところまでも!
ちなみに口元はデフォルメ

隣で描いているのは弟さん。ロシア人の男の子2人を描く


街の至るところに「似顔絵描きます」の画家がいる。ペテルブルグを建設したピョートル大帝は西欧文明・技術を学ぶため西欧を旅行、その中でもオランダで多くを習得している。その頃のオランダの画家は宗教画よりも風景画や街の婦人・百姓など日常性を描き、当時のバロック美術というカトリックの中で栄えた美術から少しずれていた。ピョートルがオランダから影響を受けたとすれば、きっとそんな美術の影響もロシアの画家に与えたのかもしれない。

有名ではないが才能ある画家たちが観光客のみならず地元の人を喜ばせる似顔絵アーティストとして活躍している。自宅に自分の絵を飾る人は多いらしい。街を流れるネヴァ川やそこを歩く人達の様子など、路上販売されている絵画もなかなか味がある。実はペテルブルグには伝統的な芸術アカデミーがあり、ロシア中から学生がやってきているのだ。

 モデルのすました顔とそれを見物する人だかりを見つけたら行ってみよう。上手な画家の見分け方はちょうど今書いている絵を見るのが1番。そして支払われている金額もしっかりチェック!その絵に吊られお客さんが立て続けにいる画家に描いてもらおう。ロシアの厳しい冬には暖冬の国へ行って働いているという画家はロシア人には珍しく英語を話す。そんな画家との会話が弾んだら似顔絵背景に港風景を描いてくれた!案外ロシア人は優しいかも!ロシア滞在を嬉しくしてくれたお土産だった。(凛) 

関連情報
*似顔絵は約A4サイズで250-300ルーブルが相場(06’8月)今回は前の人(ロシア人)の様子を観察し、200ルーブルで成立。

2回目は更に値切り180ルーブルで描いてもらえた。

ハガキサイズの似顔絵を50−100ルーブルで描く画家もいる。

МУЗЕЙ АКАДЕМИИ
ХУДОЖЕСТВ

芸術アカデミー美術館

Университетская на6.,17
大学川岸通り17
tel 323-6496  開館時間・11-17時(月・火休館)
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