ヨーロッパ通信 TOPページへ   サンクトペテルブルグ より

彫刻ART
第3弾 街は美術館
(2006年9月11日)

ピョートル大帝像「青銅の騎士」ミニチュア版が
郊外の宮殿・ペテルゴフ内にある

ピョートル像と撮影をするカップルたち

街の中にはいつも彫刻がある

アーニチコフ橋に立つ「馬の調教師」

ペテルブルグを建設したピョートル大帝は各国から著名な建築家や彫刻家を召集し、ロシア芸術を栄えさせた。公園や広場にはもちろん、街の運河を渡る橋にも堂々とした彫刻像が並ぶ。中にはルーブル美術館にオリジナルがある作品(アーニチコフ橋の「馬の調教師」)もある。ヨーロッパの建物には彫刻が多いが、それと比べてもかなり豪華で、屋根にまで彫刻が施された建物も多い。そんなアートな建物に現代のファーストフード店が看板を掲げていたりして何だかミスマッチで楽しい。こんなに彫刻に溢れているから街全体を美術館と言えるほどだ。

さてピョートル大帝の記念碑である「青銅の騎士」像が完成したのは彼の即位からちょうど100年後の1782年。躍動感溢れるこの像の設計はその当時大変難しかったが、フランス人彫刻家により何とか完成し、ネヴァ川を臨む広場にたっている。そしてその約50年後の1833年に、ロシアの詩人プーシキンが叙情詩「青銅の騎士」を書いた。この詩は副題を「ペテルブルグの物語」とし、ペテルブルグの街のイメージ形成に一役かったとか、青銅の像がペテルブルグで位置づけが高いことが分かる。
 
 彫刻が溢れるペテルブルグで一際目立ちどの角度から見ても立派なピョートルの「青銅の騎士」。そんな彼をバックに、記念撮影をする結婚式カップルが週末には絶えない。(凛)


建物を飾る彫刻たち

ピョートル大帝デザインの「夏の庭園」にも彫刻が並ぶ


彫刻の横にピザ・ハット!こう見ると普通の看板も芸術に見える!?
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