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クリームティーだからこそ優雅に (2006年7月21日)

街の広場に面しているカフェ(写真奥)
ブドウの葉がいっぱいで可愛い

「このお茶を飲んでからでもいいかしら?」列を作り待つお客さんに店の人がMyカップを指して言ったこと。嫌な顔をせず笑みのお客さん。イギリス人の生活でティーが占める位置を感じた出来事だった。年間15万トン近い紅茶を消費するこの国でティーの楽しみ方は色々。

日本でも有名な「アフタヌーンティー」。これは元々貴族の習慣としてお客を招いた時に振舞われたティー・セットのことだ。ティーとサンドイッチ、そしてスコーンの後にはケーキもサーブされるボリュームたっぷりのもの。家庭で毎日するものではなく優雅に楽しむもの。

 対しもっと一般的にカジュアルに楽しむのが「クリームティー」。クリームの入っている紅茶ではなく、これも1つのティー・セットで、メニューはティーとスコーンのみ。家庭でおやつに、又カジュアルなカフェでも頂ける。スコーンにはクリームティーの名前にある「クリーム」をたっぷり。クロテッドクリーム(Clotted cream)と言い脂肪分は約60%。脂肪分の高い牛乳を煮詰めその表面に固まる脂肪分からできているので濃厚さはご想像の通り。ただふわり度が高く口どけが良くてしつこさがない。

このクリームティーはイギリス西部でよく見られる。カフェでおばあちゃんが1人静かにティーとスコーンを頂く指先には綺麗にマニュキアが塗ってあった。「クリームティー」でも、気持ちは優雅な「アフタヌーンティー」の風景がこの国にはたくさんある。(凛)

イギリスらしい落ち着いた店内

店の名前の由来は店内にたくさんの
ヤカンや鍋があったから

「クリームティー」セット


クリームはこれだと控えめな方!?

スコーンは2つがお決まり。スコーンより多いクリーム!




【撮影店情報】

Kent州のチラム(Chilham)で
クリームティーが有名なカフェ

Copper Kettle Tea Rooms,
The Square  TR 06853701227 730303 
 
営業時間 am10〜 pm 5 

定休日 月曜日となっているが事前要確認
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