ヨーロッパ通信 TOPページへ   


   これは売れる!(2007年12月29日)

流行るお菓子の秘密とは・・・。その理由で圧倒的なものだと思うのが「香り」。一時日本で「ベルギーワッフル」が流行り、せわしない構内にもかかわらず甘~い香りが漂い、自然とひきつけられてしまう、ということがあった。周りを見れば、香りにつられ、その場でワッフルをほおばる人たちばかり(笑)。

 ハンガリーのイベントや観光地に屋台として現れるクルトシュ(Kürtős kalácsも同じだろう。遠くにいてもクンクン・・・香ばしいシュガーの香りが漂っていれば、間違えなくクルトシュで屋台の前には人だかりを見つけることができるだろう。いわゆるシンプルなパン生地なのだが、細く伸ばしたあとに棒に巻きつけクルクルまわしながら、もしくは中でクルクルまわる機械に入れて。焼き色をつけながらシュガーを振りかけていくので、甘い香りが漂うわけだ。そして最後にクルミやココナッツ、チョコレートなど好みでトッピングを振り掛け、どん!と棒から抜くと、まるで竹輪のような空洞のあるパンができるわけ。その工程も甘い香りで出来上がりを待つお客には楽しいデモンストレーションだ。

 さてこのパンの食べ方が、クルクル巻いてある生地をほどくように、裂くように食べていく。薄いながら指の厚さ以上はあるパン生地は中はふわっふわでしっとり、外側は甘さと硬さでサクっと音がするバランスがたまらない。ハンガリーのお家では細いパン生地を編みあげた甘いパンをクルトシュというようだが、このお菓子、近隣の東欧国ではよく見かける何気にメジャーなお菓子、これは日本に出したら絶対に売れるだろう!(凛)


甘いトッピング以外にはゴマもお勧め

 
香りにひかれて屋台を発見!


ミニサイズ(といっても約20cm)で500フォリント(約2ユーロ)


ほんとうに手際が良くクルクル作っていく
戻る