ロシア  モスクワ

ピロシキ

日本でよく売られているあの、いろんな具が混ざった揚げパン風ピロシキはロシアにはない。あれは日本特有のものだと思う。
 ピロシキとはそもそもパンの中に何かが入っていればそれがもうピロシキなので、アンパンだろうが、カレーパンだろうが、それがもうピロシキなのだ。揚げてなくてもピロシキだから、揚げてない物もよく見かける。そして、具はいつも単品。キャベツピロシキ、ジャガイモピロシキ、きのこピロシキ、といった具合。他にもジャム入りなど種類は豊富。
 ピロシキはレストランで食べる物ではなく、家庭でも最近はあまり作られないので、もっぱら外の屋台で買って立ち食い、といったところ。モスクワであれば一つ10〜15ルーブル位(約40円)。
 ピロシキ専門のファーストフードもある。その名も“ビストロ”。ビストロとはロシア語。“早く”と言うような意味。その昔ナポレオン時代にロシア軍がパリに進行した際に町のレストランでロシア兵が“ビストロ、ビストロ(早く、早く)”と言ったのがきっかけで早く食べ物を出すレストランをビストロと呼ぶようになったとか。だからビストロでピロシキを食べるのがロシア通。さて、今日はどのピロシキにしようかな。(横)


熱々ピロシキ屋のお姉さん


揚げたてピロシキ。これはジャガイモ入り。ものすごく美味しかった
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